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fullsize 2019年度参加者募集!

※fullsize『微熱ガーデン』2016.12@京都/スペース・イサン

 fullsizeの四年目もまた始めたいと思います。
 一年ごとにfullsizeの進め方は前年の反省をもとに再検討をしています。今期も基本としては俳優を目指す人のための内容なのですが、単に台詞の言い方を練習するだけでなく簡単な戯曲を書いてみたり演出家の立場になってみたりアーツマネジメントについても学んでもらいながらいろんな切り口で演劇について考え、それが俳優という活動にもつながるという、さしあたり「基礎編」と言うべき内容がまずありまして、それをふまえて受講生をグループにわけて短い舞台作品をつくる「実践編」に進み、最後に一応の仕上げとして修了公演をするという一年を考えています。
 以下は昨年度の募集のときに書いたものの繰り返しです。
 例えば「俳優になる」ということは、それを職業にするのかできるのかというのは大きな問題ではありますが、たとえ職業にならなくても成し得ることだと最近は強く思います。日中には学生であったり会社勤めではあっても、独身だろうが既婚だろうが(子どもがいたって)そういうことは関係ない。時間の制約はあっても絶えず演技のこと舞台のことを考え実践する反復する、そうした振る舞いが日常と密接に結びついていればそれでいいのだろうと思います。ちなみに今後は俳優志望だけではなく、劇作家や演出家を志望する人も興味を持っていただければと思います。fullsizeという場所で自分の書いた戯曲や自分の演出を研鑽してもらい行く行くはfullsizeを背負ってもらうもよし独立するもよし、とにかくさまざまな人材が集まる場所にしたいと考えます。
 一方、いわゆる思い出作りとして演劇をしたいという方にはfullsizeはおススメしません。そういうことならfullsizeよりもずっと素敵な企画がありますし、ちょっと腹をくくってやってもらわないと嫌な思い出になってしまうように思われます。
 年齢不問、経験不問。詳しいことを直接ご説明しますのでぜひお問い合わせください。
田辺剛


※fullsizeとは
京都を拠点に活動する演劇ユニット「下鴨車窓」が2015年に新たに立ち上げた演劇講座の企画。期間限定の擬似劇団というイメージで一年間を通じて基礎から学び最後は修了公演を行って一区切りとしている。2016年12月に初めての公演『微熱ガーデン』を開催、しばらくの準備期間を経て翌年から仕組みを刷新して再始動、2018年3月に発表公演『southeast』、2019年3月に『旅行者』を開催した。稽古場所や公演会場は京都市内にて行っている。



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