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公演が終わって(舞台写真とともに)


昨日23日日曜日、下鴨車窓#3「旅行者」は無事に公演を終了しました。みなさまありがとうございました。今日の記事は舞台写真の紹介とともに。
 思えば今回の公演、計画が始まったのは一年半前のことでわたしがソウルでの生活を始めて間もない頃だった。ソウルからメールで出演のオファーをしたり、必要な書類を作ったり届けたりするのを京都にいる人間に頼んだりとなかなかの準備作業だった。
 ずっといろんな人に支えられている。いつも公演が終わって感じるのはそのことだ。演劇をやっていなかったら、こんなにもいろんな人に支えてもらっていることを感じることはあるのだろうか。



 今回は舞台と客席が1対1で向かい合ういわゆる一面の舞台だった(初演は客席がL字形になっている二面舞台。L字形の片方サイドに座るともう片方に座っているお客さんの顔が見える)。初演の京都芸術センターフリースペースと、今回の精華小劇場での空間がまったく違うつくりになっていて、そうした劇場の事情も舞台美術を考えるときには入ってくる。客席から向かって左側には大きな壁があって、その中央に覗き穴程度の大きさの「窓」がある。この窓を覗くと外の景色が、おそらく女たちがたどってきたという線路が見えるだろう。
 初演では立ちっぱなしで演じていた弁護士(藤本隆志)は今回イスに座るということになった。



 登場人物たちが穴を覗いている。



 稽古場に比べて実際の舞台は横幅がとても長くて稽古場の1.5倍はあっただろうか。外との出はけや台所との出はけが横の動きになるのでその距離が問題だった。女5(森衣里)が夫(ハラダリャン)に出会えた嬉しさのあまり抱きついているところは舞台の左端で、その女5の登場は右端だった。その長い距離を歩いていく姿が(正確にはここでは駆け寄るというカンジだけれど)荒野を旅する姿にも見えたりすればと思う。



左が女2(佐々木淳子/劇団太陽族)で右が女4(石本径代)。佐々木さんには初演で右側の役(女4)をやってもらっていた。別の場面では女4が女2に詰め寄るというかプレッシャーをかけるような場面があって、前回プレッシャーをかける側だった佐々木さんが今回は逆の立場になるというのも、こういう楽しみは完全に身内感覚ではあるけれども、なんだか面白い。

とにもかくにも終わったものは終わった。この二ヶ月濃密な時間を過ごしてきたけれどその別れはあっさりでそれも思えばいつものことだ。反省すべきこともたくさんある。けれどもそれでも。なんというか、開き直りということではまったくないが、受け入れるというか広い意味でそれらを「肯定」して、しっかりふまえてまた次の一歩を踏み出したいと思う。

ちなみに「旅行者」が俯瞰するような場所から描かれた物語であるならば、次回「農夫」はもっと登場人物のすぐそばから描かれたような物語に、と思っている。

役者のみなさん、スタッフのみなさん、ご来場いただいたみなさま、今回観には来なかったけど気にかけていただいた方も含めて、すべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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