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しばしの別れ


「旅行者」の稽古場から離れ、これから一週間は伊丹に通う毎日になる。
 伊丹・アイホールの企画「日英現代戯曲交流プロジェクトドラマ・リーディング『いつか、すべて消えてなくなる』」だ。今日はホールでの稽古ができないということで別室にて4時間の稽古。明日から一日に6時間で土日に本番。リーディングなのにそんなに稽古が?と思ったこともあったがいやいやどうして、あっという間に過ぎるに違いない。
 松田さんも同じ週末にリーディングがあって忙しいですねと聞いたら、けど稽古は1日だしと返ってくる(2/12訂正。わたしの勘違いでした。申し訳ないです。松田さんによると「稽古が1日」はまた別の企画のリーディングとのこと。すみません)。1日でなにをするんだろう、もう少し聞いておけばよかった。けど外での会話はとにかく寒くて雪だったし、肝心の話題は別にあったのだった。
 結局「リーディング」ってなにをするもんなの?ということになる。今日の(わたしの)稽古場でもそういう話になったし。なるほど1日しか稽古がないですとなればこれはもう段取りを決めてここはこう、ここはこうというようにやるしかないのだろう。しかしもう少し稽古の時間がある場合には?
 わたしが今まで観たリーディングの両極端は、一方は舞台の上に長机を一列にならべて役者がずらっと座って立ち上がること無く淡々と読むというもの。はじめのうちはいいのだけどやはり時間が経つと見た目に飽きてきて、もうちょっと「見せ物」としてなんとかならなかったのかと思ったことがある。もう一方。役者は台詞も完璧で身体も自由に動かせて限りなく「上演」に近くなっているもの。それでも「リーディング」だから台本をみんな片手に持っている。むろん役者はそれを見る必要はなくて、もはやそれは「これはリーディングですよ」というサインでしかない。だったらもうその手に持っているものを置いてはどうかと思ったことがあった。観客にはリーディングであり続ける必然性はすでに無くなってしまっているのだからと。
 それでこのたびは、だいたいその両者の真ん中あたりを目指したい。
 ざっくりだ。あまりにざっくりだ。もちろん頭の中に具体的な作戦はある。しかしやってみないとなと。問題は試しにあれこれやっている時間があるかどうかだ。そういうことを今日の稽古場では話したのだった。
 来週の今頃はもう打ち上げをやっているというのがすごい。稽古初日から一週間後が本番なのだ。いっしょに舞台をつくる機会がそうあるとは思えない組み合わせの俳優陣がユニークで、台詞の読み方からしてさまざまだ。都合の合う方はぜひご覧いただければと思う。

 リーディング公演が終わって「旅行者」の稽古場に戻ればあの男がついに合流する。こちらの本番はおよそ一ヶ月余り。春の足音のようにあの男も本番もやって来るのだろう。
 この冬一番の忙しさ、まもなくピークです。

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>matsudamaさん
 大変失礼しました。勘違いをしていました。本文も元の間違えが分かるよう訂正をしてありますが、ほんとに、もう恐縮です。すみません。ご指摘ありがとうございました。
 もしリーディングというのが俳優に多少の段取りをつけてただ台詞を読み上げさせるだけになったのなら、テキストを印刷して一人一人に配った方がまだましということにもなりかねなくて。テキストを読んだときの印象や解釈といった当然にあるものをどう観客に提示するか。まずは提示するに足りるだけの戯曲のイメージ(像)をつかむこと。それが「読み込む」ということだとわたしはとらえます。次にはその提示の仕方(わたしが取り組む戯曲はここが悩みどころです)。今回自分の稽古場では「提示」ということばをよく使うのですが、演出家の自然な欲としての「見せること」が走りすぎて結局戯曲を(悪く言えば)踏み台にした「演出家の舞台」になってしまうのは避けたい。朗読劇のように「聞かせる」ということとはまた違うのだけど、つまり台詞を聞くだけでなく舞台にいる俳優の身体を見ることも含めて全体として「聞いた」と名付けるほかないような体験をしてもらえればと思っています。要は演出が出しゃばりたくなるのを控えるというか抑えるというか。ニンジンを客に食べさせようというときに、中華料理にしてしまうのではなく精進料理で出すようなイメージだとでも言えばいいのでしょうか(難しく考え過ぎかもしれません)。
 話がよく分からなくなってきました。とにかく次の週末、どうやっても川崎に観には伺えませんが良い舞台となりますように。そのテキストも機会があれば読ませてください。
 コメントありがとうございました。
田辺剛 | 2008/02/12 03:07
稽古は一日じゃないですよ。川崎のリーディングは。けっこうやります。一日の稽古は別の企画のリーディングのことです。
リーディングの演出。たしかによくわからないけど。稽古初日の感触からするとテキストの読み込みにつきますね。見せることより聞いてもらう事に重点おくつもりだけど。
matsudama | 2008/02/12 01:28
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