「繁華街を歩いていたときにたまたま見かけたギター弾きは大学時代の友人だった。彼女は夢を追って東京へ行ったはず。ちなみにわたしは現実を受け入れてこの町に残っている。声をかけずに立ち去ろうかと迷っていたら目が合ってしまった。それが十年ぶりの再会だった。」
町に戻ってきた者、町に残った者、そして町を出て行こうとする者。そして生まれ育った小さな町とそんな彼らの生き方が交差するところに現れた白い四角な変な奴、あるいは物体。どこかのまちかどで起きた不思議な出会いと旅立ちの、そして忘れかけていたあの頃を思い出す大人たちの物語。
8/8(火)14:00
第1話「波の音が聞こえたら」
@
高松市美術館エントランス
17:30
第2話「チャリとギターと謎のおっちゃん」
@
高松三越南側広場
8/9(水)17:00
第3話「明日の天気を晴れと言う」
@市立番町二番丁公園
[脚本・演出]田辺剛
[出演]ハラダリャン、
石本径代、長沼久美子(
劇団八時半)
竹本泰広、勝二繁
[料金]無料
[主催]高松市教育委員会[企画・実施]
(財)高松市芸術文化財団
[制作]Underline[協力]
空間実験室
[お問い合わせ]サンポートホール高松事業課 087-825-5010
【まちかど寸劇とは?】
場所にあるモノを使ったり、場所を違う場所にみせてしまったり、そんな演劇作品を上演するのが「まちかど寸劇」。上演時間はわずか20分。その時間だけに出会う劇的な出会いがそこにはあります。初めて行われたのは、'05年京都・山科(
関西女性と希望のアーティストファイル5"まちかど芸術")では、まちなかの野菜自販機前や公園、市場、大学を会場として上演されました。お話づくりも、出演する役者たちもはじまってみないと分からない、ゆっくりとその場所で醸成されていく味わい深い演劇をお楽しみいただけます。
まちかど寸劇・京都山科編
'05年10月「四角な想いの短編集」(京都山科区)
第1編 「なすびが笑うか」西岡農園野菜自販機前
第2編 「怒りのブランコ作戦」みょうが池公園
第3編 「涙はフルーツドロップ」山科青果卸売市場
第4編 「Happy な計算式」京都橘大学 バス停付近
今更の返信コメントになりましたが、コメントありがとうございました。昨秋に続き今回の高松でも大変お世話になりました。まちかど寸劇行くところ、くうかんくんありっていう感じになっております。そしてもし第三弾があるときはまたきっとお世話になるかと思います。今後ともよろしくお願いします。
次男がお世話になっております。小暮さんの日記で読みましたが、今回も面白いことになっていたようで、直接観にいけなかったのを、またもくやしがりつつ、更なるご活躍を期待しております(^^)。
コメントありがとうございます。ご期待にそえられるようがんばりたいと思います。役者たちもがんばっております。
京都で行われたまちかど寸劇や、まちかど芸術につてのブログ、記録集や小暮さんの日記などなど・・・。
陳腐な言い方になってしまいますが、正直とても心を揺さぶられました。
興味本位で手に取った本にのめり込んで読んでしまっている感覚です。
ごめんなさい、まだうまく頭の中でまとまってなくて。
実際に観に行ける機会ができたこと、今更ながらとてもラッキーだと思いました。
楽しみにしています。
岩崎きえ