CTTでの上演「もう晴れたのにまだ傘をさす」がなんとか終了しました。ご覧いただいた方、感想を寄せていただいた方、ありがとうごさいました。
CTTの良いところのひとつは、複数団体が連続して上演するために、自分たちの身内ではない観客と出会えること。だから気づかう身内の暖かい感想だけではなく、冷静で率直な意見も聞くことができる。特に合評会は創る側にすれば上演直後に解説を求められたりあるいは釈明をしなければならなくて(特に上演がうまくいかなかったときは)しんどい面もあるのだけれど、自分の作品について客観的に語るということは表現者としてのなにかを鍛える良い機会だと思う。また、観客との直接の対話ということは、大げさに言うならば、ある社会のなかで表現やあるいは芸術と呼ばれるものを育んでいくために必要なことでもあるんじゃないか、など最近ははっきりと感じるようになった。