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ルサンチカ『PIPE DREAM(2019)』を観た
 宙に吊られた人間がゆっくりと回転するさまはなにかしらのイメージを喚起するよりも前に、吊られる者(演者)の死を賭した姿勢とその生命の危険とのあいだにある緊張感でもって観客を釘付けにする。瞬時に決着がつくサーカスとは違ってこの作品ではゆっくりと時間が流れるので、そのたゆたう緊張のなかで観客は演者の語りを聞きながらイメージを喚起させられることになる。こうした仕掛けは、この劇場、あの空間にとても馴染むものだったしその発想の瞬きに感服した。
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努力クラブ『よく降る』を観た
2012年7月9日に観劇。京都・人間座スタジオにて。
[ホームページ]努力クラブ
オイスターズ『豆』の観劇記録
 「オイスターズ」という名古屋の劇団が上演した作品『豆』についての劇評を書きました。公演があった七ツ寺共同スタジオが発行する七ツ寺通信に掲載されるものです(近々発行のはず)。
 名古屋で活動している劇作・演出の平塚さんとはそこそこ長い付き合いがあり、また昨年わたしが名古屋で滞在して制作した作品にはオイスターズの田内くんが出演してくれたにも関わらず、彼らの劇団の本公演を観るのは初めてでした。名古屋まで観に行った甲斐のある作品でした。良かった。
ニュータウンを証言する
烏丸ストロークロックの「漂白の家 第2話『六川の兄妹』」を観た。
ピョンピョンとブンブン
木ノ下歌舞伎の作品を初めて拝見して、ずいぶんと面白く刺激にもなったのだった。
「町をつくる」
大阪の心斎橋にある劇場「ウイングフィールド」で烏丸ストロークロックの「漂白の家(メモ3)」を見た。11/8の夜のことだ。
幻の手触り:「パライゾノート」


5月21日(日)14時からアトリエ劇研にて観劇。
命を削って:MONO語り『怪人二十面相・伝』
 一人芝居だと思っていて、いや確かに一人芝居ではあるのだが、俳優が誰か一人の人間を演じ続けるというよりは、タイトルにあるとおり「語り」の舞台だった。一人芝居の上演時間は60分くらいが限界とつねづね思っていたのだが……
反言語の地平へ:「王女A」
「非言語芸術」といえばたとえばダンスのように表現世界を構築するのに言語を用いない方法のことを言う。これは実世界がまさに言語によって成り立っているという事実をふまえてのものであり、また制度としての言語への反発であり、言語の表現ではこぼれ落ちてしまうものをすくい上げようという身振りである。
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